サンデリックフーズのこだわり
釜あげ直後のおいしさをそのままに…
小麦粉を水と混ぜ、こねる。それをのばし、切る。
一見単純に思える麺づくり。その中にも、さまざまなこだわりや技術、思いが込められています。麺づくりは、なるほど原料も少なく加工工程も単純な作業ですが、その品質を問われる時に味もさることながら食感が大きな要素となります。
「食感」とは非常に曖昧で分かりにくいもの。味であれば「甘い」「辛い」と言うように共通の表現方法が有りますが、食感はなかなか言葉では表せません。しかし、食べた時、味と共に確実な決め手となります。
麺づくりでは食感を大切にし、違いのあるおいしい商品を作らなければなりません。食感の中でも、こしについては「こしがある、ない」とよく話題にされますが、ひと口にこしといっても、硬さ・ねばり具合・引き具合など、多くの要素が関係しています。
また、食感は生き物だとよく言われます。例えば魚のお刺身を食べる時、活魚料理店で、すぐ食べるとコリコリと、いい口あたりですが、時間が経つと柔らかくなり、おいしさが落ちてしまいます。
麺の場合も同じで、茹で上がり直後おいしくても、時間が経つとのびておいしさは逃げてしまいます。弊社では、この食感を厳しく見つめ、麺づくりの基本としています。
一方、味へのこだわりは世界・日本の穀倉地帯や、そば粉などの原産地へ想いを奔らせます。
天候、土壌の研究などはもちろん、小麦を収穫し、粉にする工程、配合など数多くの研究をもとに原料を選定します。弊社では、この食感と味へのこだわりをよリ一層際立たせるため、うどん・そば・ラーメンなど商品により製造設備を分け、各々の特性を重視した麺づくりを行っています。
このように数々の研究とこだわりによって生まれる麺。この麺をどうすればお客様に最高の状態でお届けできるか。その答えが「冷凍」です。麺が老化(ゆでのび)する前に瞬間凍結させること。麺の組織を破壊することなく凍結すること。
ここにも弊社の技術と経験が活かされています。
中国に発祥の起源をみる麺類。
世界各国に伝わり、文化、習慣、気候風土の違いにより多彩な地域性を生んだ麺類。小麦加工品の「横網」、麺類。
皆様に愛されれば愛されるほど、よりおいしく、便利に進化していく麺類。
その進化に対応し、食文化継承の担い手として日々研究を重ね、商品開発に努力しております。